間伐材伐採ボランティア作業を通じて

間伐材伐採ボランティア作業を通じて

東駒ケ岳(甲斐駒ケ岳)山頂より

ほぼ、一年を通して毎月土曜日に、一回づつ続けて間伐材伐採ボランティアをしていました。

登山が趣味だから、その延長線上で興味をもっただけだったのですが、毎月、一回だし、そんなに負担にならないだろうと思っていました。実際に、やってみると作業は大変でした。

間伐作業は、名古屋から高速で岐阜県の大和ICで降りたところにある山の奥の奥で、そこへ行くにもびっくりのところですが、人工林の杉をチェーンソーで伐っていました。

杉は、育って伐るまでに100年かかります。自分が植樹した木を見届けることなく、人は一生を終えます。

木を粗末に使っている普段の生活に、間伐材だからいいやでなく、間伐材といっても何十年もたった立派な木で、充分木材として使えるし、間伐材という名でみられると安っぽく思われてしまうのが、粗末につながっている原因のひとつだったら、それは間違いだと一年間、間伐材の伐採を通して思いました。

実際に触れることで、何気ない生活の流れの中で埋もれている何かを見つめなおせる気がします。

それでは、また! 

写真は、東駒ケ岳(甲斐駒ケ岳)山頂より 11/3(3Rリーダー 安井)


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