みやぎ復興応援隊 KIDS NOW(絆)の活動紹介


『みやぎ復興応援隊 KIDS NOW(絆)の活動紹介


佐々木 一郎        

 私は第3回合格者ミーティングに参加しました。会場は川崎市の東京電力電気の史料館、開催日は2011年3月11日東日本大震災の日でした。私は単身で東京勤務、自宅は仙台市内です。震災後は宮城県地球温暖化防止活動推進員として活動してきた仲間とともに震災復興活動に参加しています。2012年1月に二度目の定年退職となり仙台の自宅に戻りました。仙台に戻ってからは仙台市内の知人の活動にも参加し、震災復興のための活動を行なっています。その活動内容を紹介させていただきます。

「みやぎ復興応援隊
KIDS NOW ―絆―」の紹介 

◆「KIDS NOW」設立の経緯

 団体の代表長山宏哲氏(ながやま あつのり)は震災直後、東京から夫人の実家の仙台市若林区に転居しました。NPO法人みやぎ災害救援ボランティアセンター(略称MDRC)の理事として震災直後から支援物資の収集と提供、炊き出し支援、泥かきなどの被災者支援活動を行なってきました。活動範囲は仙台市内にとどまらず岩手県高田市にもおよびました。支援物資70tを7000人の方々に提供してきました。昨年からは被災者支援から復興まちづくりの活動も展開しています。そこで、みやぎ災害救援ボランティアセンター(MDRC)と強く連携しながら、「みやぎ復興応援隊 KIDS NOW ―絆―」を設立して子どもたちの将来に安心安全な夢あるまちづくり実現を目指すことにしました。 

◆「KIDS NOW」の名前の由来

KIDS NOW(キッズナウ)の名称の由来は「絆」です。

地震と津波によって破壊された被災地に、これからの将来を担う子どもたち、青少年にとって夢のある安心安全な新しいまちづくりを推進するために、「絆」の一文字に私たちの決意を一つとする想いを込めて、―
子どもと絆 ―「KIDS NOW」(キッズナウ)としました。


◆「現在取り組み中の活動と今後予定している活動について」

1.被災地の子供たちを地域で育くむまちづくり(活動中)

2.被災地の子どもから大人まで共に温かく支え合うまちづくり(活動中)

3.子どもたちのために、地域の防災・防犯体制の強化、安心安全な作物の地産地消、地域完結資源循環型コミュニティを七郷地区町内会連合会(仙台市若林区)と連携して創設することを目指しています。(計画中)

4.仙台市内唯一の海水浴場でした「深沼海岸(荒浜地区)」で子供たちが元のように海水浴を楽しめることができるよう毎月海岸清掃を行なってきました。150万トンもの震災漂流物がアメリカ西海岸に向かっています。アメリカに漂着したもので、所有者が明確なもの、特に子どもたちの想い出となるものや記念の品々は優先的にお渡しできるようにしたいと思っています。(活動中)


「KIDS NOW」のホームページを開設しました。

URL「
http://www.kids-now.net/」をアクセスしていただき活動の詳細をご一読頂き、ご意見等をお寄せ頂ければ幸いです。今後の活動の参考にさせていただきます。

◆「深沼海岸清掃と震災漂流物の調査について」

一般社団法人JEAN(JapanEnvironmental Action Network)に協力して

「平成24年度 東日本大震災に伴う洋上漂流物に係る日米NGO連携推進・調査及び国内への情報発信事業 独立行政法人 環境再生保全機構」の事業に参加し、長山代表が2月14日から17日アメリカオレゴン州ポートランドで漂着物の調査を行なってきました。3月に東京と仙台で調査報告会を行います。

私たちスタッフは「甦れ日本!甦れ地球!」を合言葉として燃え上がります。

皆様のご支援をお願い致します。


ここに掲載した写真は2012年5月31日に京都の市民の皆様が作ってくださいました「ぬくもりざぶとん」を大橋事務局長さん、林さん、中村さんが石巻の高齢者の避難所の皆様に届けてくださいました時の写真です。ありがとうございました。


ざぶとん贈呈 

ざぶとん贈呈

ざぶとん贈呈

ざぶとん贈呈 

ざぶとんづくり教室
   ざぶとんづくり教室のチラシ




ページの先頭へかえる