松村 治夫

(2009年10月 第7号)

活動場所:アジア、中南米、日本
所属団体:(財)日本産業廃棄物処理振興センター

1.なぜ3R検定を受けようと思ったのか?
 京都グループが中心となって3R検定の準備を進めていると聞いて、3R関連業務の関係者として、その実施内容に関心を持っていました。海外出張日の朝、 Amazonから「3R検定公式テキスト」発行のメールが届いたので、早速注文しました。検定試験のこともネットで調べたところ、申込受付が始まっていた ので、「内容を知るには受けるのが一番!」と出発寸前の慌しい中を申し込みました。東京での会場が1か所しかなく、帰国後では間に合わないと思ったからで す。結果は、記念すべき受験番号1番(東京)を獲得!!

2.受けてみての感想は?
 受験当日は、1週間前に「骨肉腫でこのままでは余命3ヵ月」と宣告された愛犬の最初の治療日で、試験の方は欠席するつもりでした。当日朝、病院へ連れて 行ったところ、治療後の引き取りが夕方と決まって時間が空いたため、せっかくの機会だからと会場の上智大に出向いた次第です。試験の方は、意味不明瞭で判 断に迷う問題がいくつかあったことに驚かされましたが、当方が注意力散漫だったことも影響したように思います。

3.公式テキストのおすすめページは?
 テキストを読んだのは、通勤時に2回、受験当日試験前の計3回のみです。一部しか目を通していないので、内容はほとんど覚えていませんが、多岐にわたる 3R関連の内容を見開き頁で項目ごとに要領よく整理されていたことが印象に残っています。蛇足ですが、見開き頁の右下隅にある鳥獣戯画の絵が、頁をめくる と動画のように見えるのは必見と思います。

海外での3Rの推進のためには、「このような検定試験の国際版を考えることも有意義では」という期待を抱いていました。しかし、テキストや試験の内容は海 外向けには使えないものが多く、「3Rの実践に際しては国情に応じたきめ細かい対応が必要」と試験中に痛感したことを思い出します。

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