戸川 孝則

(2009年7月 第4号)

所属団体 : 横浜市資源リサイクル事業協同組合
活動する都道府県 :神奈川県

1. なぜ3R検定を受けようと思ったのでしょうか?
 横浜市内リサイクル事業者団体の事務局にプロパーとして務めています。 この組織では、年間約100回の市民向け3R普及啓発講座をおこなっています。
「資源とごみの分別体験」と題したこの講座では、日常的に家庭から出てくる資源や ごみを、実際に参加者に分別していただいた後、「なぜ、新聞紙と雑誌は、分別しなければならないのか?」、 「そもそも“プラマーク”ってなに?」などの素朴な疑問を対話形式で解決していきます。
 講座で話をしていると様々な質問が寄せられてきます。そんな折に「3R検定」を知り、 自分の勉強のためにテキストを購入しました。 正直言うと検定を受ける気は無かったのですが、悪友が申し込んでしまったので受験した。 これが本当の理由です。

2. 受けてみての感想は?
 難しかったです。あやふやな知識のところは悉く「×」をいただきました。 しっかりと理解をしていないと解けない設問が多く、正直かなり苦戦しました。

3.公式テキストのおすすめページは?
 P62:3章3R・循環型社会構築に向けた動き:11環境教育「気づきから行動へ」
環境教育の取組においては、まず、「気づき」(関心)があり、次いで「わかり」(理解)、 そして「行動する」(参加)という発展段階があるというのが定説である。
 前述の講座をやっていて、「分けるルールはわかったけど、本当にこんなに分けて リサイクルされているの?本当は燃やしちゃっているんじゃないの?」なんて質問 をよく受けます。
「ごみを分別して違う曜日に出す(行動する)」をやっているが、 「なぜ分ける必要があるのか(理解)」を納得していないので疑問が残ってしまうのでしょう。
先ずは気づきからですよね!

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